ナマステ。
先日ようやく
初仕事完了いたしました。
寝子島高校春の球技大会テニスの部。
直後はふぁぼの鬼と化しました僕は。
PBWのマスタリングは今回がほぼ初めてでした。
普通に小説書くのとはやっぱり勝手が違います。
2万字の短編に20人の主人公が出てくることからして
普通に小説を書いていたら無いことですし。
webサイト上で閲覧するという性質上
横書き縦読みは避けられないですし。
そうなると文体すらも変わってきます。
より読みやすく
より簡潔に
を意識した文体を使うことになります。
具体的には
(僕の場合)
・ひとつの文が途中で改行するほど長くしない。
例1
吾輩は名前のない猫であり、どこで生まれたのかもとんと見当がつかない。
↓
吾輩は猫である。
名前はまだない。
どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。
(吾輩は猫である/夏目漱石)
・会話を増やす。
例2
明くる日の夕方、貞之助は家に帰って来ると、井谷が事務所へやって来たと、幸子の顔を見るなり告げた。
↓
明くる日の夕方、貞之助は家に帰って来ると、
「今日井谷さんが事務所へ見えたで」
と、幸子の顔を見るなり云った。
(細雪/谷崎潤一郎)
状況描写は必要最低限にする。
例3
「一緒の部屋で寝るの?」と言ったローの表情は勢いよく動いていたが、これは不機嫌だとか怒っているという表情ではなくて(とは言っても明らかにその寸前なのだが)ただ勢いがいいだけで、それは質問に強烈な意味をこめたいときに彼女がよく使うのだった。
「簡易ベッドを入れてくれるようにたのんでおいたよ。もしそれでよければ私が使うつもりだ」
「頭おかしいんじゃないの」とローが言った。
「どうしてだい、ダーリン?」
「どうしてかというとね、ダアーリン、だあーい好きなお母さんが見つけたら、きっと離婚して、あたしの首絞めちゃうわ」
ただ勢いがいいだけ。本当はそんなに深刻には思っていない。
(ロリータ/ウラディーミル・ナボコフ)
↓
「一緒の部屋で寝るの?」
とローは表情を激しく動かしながら言った。
その激しさに比して、大して彼女は怒っているわけではない。
質問に強烈な意味をこめたい時の彼女のくせだ。
「簡易ベッドを入れてくれるようにたのんでおいたよ。もしそれでよければ私が使うつもりだ」
「頭おかしいんじゃないの」
ローが言った。
「どうしてだい、ダーリン?」
「どうしてかというとね、ダアーリン、だあーい好きなお母さんが見つけたら、きっと離婚して、あたしの首絞めちゃうわ」
ただ勢いがいいだけ。
本当はそんなに深刻には思っていない。
こんな感じでしょうか。
台詞と状況描写については
状況描写をなるべく台詞で行う
ということもあって表裏一体ですね。
次回のシナリオは今回とは少々毛色の違うものになると思います。
何を書いていても結局は僕の趣味全開になりそうな気がしてならないのですが
今回を見ているとうまいことPCさんたちに導かれている気もします。
個人的に思いついた時にガッツポーズしたのは
変T
でした。
Tonosaga~Episode Ⅰ 覚醒~
のTシャツ僕も欲しいです。
・・・作るか。
それではこの辺で。
ナマステ。
このブログ字見づらいな・・・
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